今度は東側の三浦半島や鎌倉の長谷、由比ガ浜、材木座あたりの市街地の方が見えるのだが、この公園で息子が一番気に入っているのはこの崖から二十メートルくらい下の海を覗き見ることで、息子は下の海を見たいわけではなくて“覗き見る”という行為そのものがスリルがあって楽しくていつまででもそれをやっていたがる。(42ページに記載)